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あ、原型の製作過程の写真忘れました(^^;
すべてラドールという粘土で作りましたー
粘土は乾燥が遅いけれど、パテよりも相性がいいっすね〜
で、写真は複製するために型枠をはめているところっす
あとはシリコンを流し込むだけの状態っすねー
しかし、、、おそらく、複製経験者ならおわかりになると
おもいますが、、、これではダメなのです(^^;
余白をもっと取らないと、型がゆがむし、この型での
一番困ったことは
キャストが下からぽたぽた漏れる 。・゜・(ノД`)・゜・。
うーむ、シリコンをケチった代償はでかかったっす
勉強になりました、、、、 |
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さて、、、型枠の不出来はおいておいて、、、、
今回のコンセプトである
キャストをSDの肌色に成型する!
これを行うために、いろいろと実験をします〜
キャストに着色する方法はいくつかあるようですねー
おいら最初、MrカラーのクリアーオレンジをA液に混合
しました、、、、、
そしたらどうでしょう!! 写真では一番下のかな?
ちょーっち見づらいですが、色の成分が固まってしまって
ぶつぶつ模様に、、、、_| ̄|○
なるほど、塗料が濃いのだな? ということで、今度は
シンナーでエアブラシ塗装するときの要領で希釈し、混色
今度はいい感じに着色することができたのですが、、、、
A液が色素を含む量は限られているようで
どーにも飽和状態になることもしばしば、、、、
はっきり言って、安定供給は望むことはできません
改めてネットをさまよい、先輩方の手法を拝見させて
いただいていると、、、、あった、コピック!
アナログ絵描きさんがよく使う画材の、あのコピックです!
あれでキャストを着色している方がいらっしゃいました
早速おいらも近所の画材屋さんでコピックの詰め替えボトルを
購入〜〜〜〜
YR20 ってやつが色があってるかな〜?
そして、早速添加してみることに、、、、、
ぽたぽたぽた、、、、、おぉ!
コピックの詰め替えボトル、1滴づつ落ちるようになっていて
とても添加しやすい! しかも、A液にスムーズに混ざっていく!!
これなら、常に安定した着色ができるし、管理も簡単!
キャストの量に対しての滴数をしっかりと把握しておけば
どんな量にも対応できそうっす!
ってことで、実験の結果がこちら!
WAVE EGアイボリー A液10g:コピックYR20 12滴
この比率が一番SDに近い色合いになりました!
しかし、まったく同じというわけにはいきませんね〜〜〜
もうちょっと色とか別のを使うと、もっとそれっぽくなるかも
しれませんが、ここにたどり着くまでに
膨大な時間と作業を繰り返してきましたし、ドルパの期日も
せまってきたので、今回はこれで良しとしますw
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ってことで、抜けました(*´Д`*) |
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ちょき手は、こーいうことも出来ます
キャストって、熱を加えるとふにゃふにゃになります
そこで、手を沸騰したお湯の中に突っ込み、2〜3分煮ますw
ころあいを見て、取り出し、やけどしないようにタオルか
なにかを当てながら指をぎゅっと閉じます
その状態で、冷水を一気にかけてください
すると、曲げた状態で固まります〜〜〜〜
これは、他のキャスト製品に関しても応用できますので
習得しておいても損はありません〜〜
しかし、大幅な曲げはパーツを破損する可能性が高くなります
十分注意して、自己責任でお願いしますw |
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ちーっす |
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ぐー手は、穴あけ加工を施すことによって
いろんなものがもてるかも?w
写真は4mmの穴を開けた例です
穴あけ加工する場合は、まずヒートンをはずしてください
ヒートンは結構深くささってますので、そのままでは
つっかえて穴があきません
ヒートンを短く切るか、もしくは穴にかからないように
斜めにねじ込んでください
外に飛び出さないようにご注意!
そして、4mmの穴あけは結構大掛かりな工具が
必要になるかも?
電動工具を使用する場合はご注意です!
パーツが小さいので、十分に固定できずに
怪我や破損する恐れがあります!
おいらは、ボール盤(普通持ってねーよw)を手で
回して穴あけをしましたwwww |
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ちょうどロンギヌスの槍がもてますw
、、、BANDAIのエヴァの、、、量産タイプかな?
についていたと思うやつですw |
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ということで、05年12月のドルパ14は無事に終了〜〜
なんと、予想に反して、完売といううれしい事態にw
追加販売しないんですかー?という声も多々いただきまして
しかも、みあさんが単独で06年3月の京都ドルパに出陣するから
商品を援助してw との要請もあり
再販することに、、、、、
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シリコン型ってのは、何回か抜くと型が破損したり劣化したりして
ダメになるのですー
前回のも寿命がきましたし、なにより酷い型だったのでw
教訓を活かし、あたらしく型を作り直します〜〜〜
前回、キャストがだだ漏れしたのを反省点とし、余白を十分に。
そして、もうひとつの問題点であった 気泡溜まり を解決
するために、レイアウトの見直しっす
前回、指を下に向けたところ、手首の薄い部分に
気泡がたまり、パーツが欠けて使い物にならない という
現象がおこっていたのです、、、、何度捨てたことか
。・゜・(ノД`)・゜・。
気泡抜きを作っても、根本的にレイアウトがおかしかったようで
もうどうにもこうにも、、、、
薄い部分は下にしたほうがいいっぽいっす
で、シリコンを流すのですが、、、、いったいどれぐらいの量を
流したらいいの? ってのが疑問ででてきますよね〜
・・・・・おいら、いままで適当に 300ぐらいかな? でやって
ました_| ̄|○w
それでは効率が悪いし、今後の複製時、このパーツなら
これぐらいの容量のシリコンが必要だ! というのを把握して
シリコンを購入しなければならないので、計算して出してみます
今回の型枠のサイズは
11.2 * 11.2 * 4.5 = 565cm3
使ったシリコンの総量は700gなので 1cm3あたりのシリコンは
565 / 700 = 0.8g
となります あくまで概算ですので、これが正確な数値とは
限りませんが、、、目安として今後使うことにします〜(*´Д`*)
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キャスト硬化中〜(*´Д`*)
いつもはベニヤ板を切ってプレスするのですがー
手元にあったCDケースがなんかいい感じに使えたっすw
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で、またもや問題発生〜〜(^^;
今回、キャストをキシレンタイプから
体に優しい ノンキシレンタイプ に変更しましたwwww
違いは、臭くないですw
パーツも、あまり匂いがしませんw
それはいいんですが、ノンキシのニューアイボリー 今までの
アイボリーと成型後の色が薄いんですよ!w
ほとんど白に近い色で、ぐはー、、、また着色の調べなおしだ、、、
前回の混合率でYR20を混ぜたら、いいピンク色に
なったのですが、、、SDって黄色いんですよねーw
いや、黄変とかじゃなくてw |
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で、またもやいろいろな実験を繰り返し、ようやく導きだした
答えが、、、、、
WAVE HGノンキシ
ニューアイボリー A液 10g: YR21 6滴
旧アイボリーは、それ自体が黄色っぽかったので、あまり
黄色を加味する必要はなかったのですが
今回は白っぽいので、より黄色っぽいYR21をチョイスしました
うはー、なんか、コピックセットで買いてーww |
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抜けたのがこれ、、、まだ白っぽい?w
まぁ、色はいいです、結構それっぽくなりました
しかし、なんと、型が壊れちゃったのです!!! ガ━(゜Д゜)━ ン !!!
手首の接合部、くぼんでる部分があるのですが
そのこシリコンがごっそりちぎれた、、、、、
シリコンが千切れる分には、その部分にキャストが流れて
バリのように固まるので、削ればいいのですが、、、、
なにぶん個数も多いし、壊れた範囲も大きいので
修正にこれまた多大なる手間と時間が、、、、
。・゜・(ノД`)・゜・。
うーむ、複製、素人でも簡単にできるじゃーん(*´Д`*) と
あなどっておりましたが、、、、、深いっす _| ̄|○
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そして、京都分完成〜〜〜 _| ̄|○
パッケージは前回と同じっす〜
名刺用紙に印刷して、ホチキスとめっすね〜
プリンタ、いいの買ったんですよー(*´Д`*)
名刺って、今までA4にミシン目が入ってて
それを手で切るタイプしか使えなかったのですが
今回のは初めから切ってあるですよ!
しかもめちゃ綺麗〜(*´Д`*)
これだけでも作業の効率&クオリティアップで
大助かりっす〜
でも、、、なんかインク無くなるの早くね?w |
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最後に、、、大問題が発生、、、、
なんと、まだら模様が浮き出ているものがある!!!
なんじゃこりゃー!
急遽商品をチェックしたら、かなりの数でまだらな色が
浮き出ているものが、、、、、な、、、絶句
ひとまず、ひどいものは商品からはずしてゴミ箱へ、、、
完璧を求めると、ほとんど売り物にならなくなるので
お客様にご了承をいただいた上でのご購入 というカタチに
してもらうことに、、、、なんとも 申し訳ない、、、
。・゜・(ノД`)・゜・。 しかし、きちんと綺麗に抜けているものもあるので
なにか原因があるはず、、、と再度チェック、、、
作業工程になにかミスがないか、周りの意見も聞きながらやって
みると、、、、、あ、、、
どうやら、キャストのA液とB液の混合比率に問題が
あるようです、、、、 通常、キャストは1:1 で混合するのですが
きっちりと正確に1:1にすると発生
A液16g:B液15g でも発生
A液15g:B液16g で綺麗に、、、、、、
およ、A液よりもB液のほうが若干多くないとダメ??
この後もいくつか実験してみましたが、やはりB液が
若干多めでないとまだら模様が発生するみたいです、、、、
A液に色を添加するから、そのしわ寄せがきてるってことか?
今までは平気だったのは、キシレンタイプだったから
溶剤の相性がよかったってことかもしれません
しかし、今後もこの ノンキシレンタイプ を使っていくつもり
ですので、もうすこし実験を重ねて、より安定した抜きを
実現したいとおもいます〜〜〜〜
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そうそう、ハンドパーツ、通販の申し込みも結構来てて
どうしようか悩んでいたのですが、ちょっとづつなら生産可能
ですので、もし欲しい方がいらっしゃいましたら
ロケットコーギー
のほうで申し込みフォームがありますので
そちらから申し込んでくださいませー(^^;
一応、06年4月1日から発送開始したいとおもってまーす |
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